【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2023年9月4日
長崎県病害虫防除所は、普通期水稲に紋枯病が県内全域で多発のおそれがあるとして、9月1日に令和5年度病害虫発生予察注意報第5号を発令した。
長崎県病害虫防除所によると、8月後期の巡回調査(51筆)の結果、発病株率は5.1%(平年 1.4%)、発生圃場率は45.1%(平年 21.5%)と平年より高かった(図1、2)。福岡管区気象台が8月31日に発表した気象予報によると、向こう1か月の気温は平年よりかなり高く、降水量も平年並または多い見込みで、紋枯病の発生に好適。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇紋枯病は上位葉が発病すると収量低下などの被害が生じるため、特に生育が旺盛で過繁茂となっている圃場など上位葉への進展が懸念される圃場では薬剤散布を徹底する。薬剤散布は株元に薬剤が十分付着するよう丁寧に行う。
〇薬剤散布にあたっては、農薬の使用基準を遵守する。
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