【注意報】ネギにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 三重県2023年9月14日
三重県病害虫防除所は、ネギにシロイチモジヨトウが県内全域で多発のおそれがあるとして、9月13日に令和5年度病害虫発生予察注意報第3号を発令した。
三重県病害虫防除所によると、巡回調査圃場(9月第1~2週)では、青ネギの被害株率35.8%
(平年2.9%)と過去10 年と比較して最も多い状況となっている。フェロモントラップにおけるシロイチモジヨトウ誘殺数は、松阪市嬉野川北町(8月第3半旬~9月第2半旬)で379 頭(平年109.6頭)と過去10 年と比較して最も多い(図1)。
図2:シロイチモジヨトウによるネギの食害※いずれも9月4日撮影(提供:三重県病害虫防除所)
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇幼虫は表皮を残して食害するため、被害葉はふんや穴を伴いながら白く透けて垂れ下がる(図2)。こまめにほ場を見回り発生初期の防除に努める。
〇薬剤の効果が高い若齢のうちに防除してください。
〇シロイチモジヨトウのフェロモントラップ誘殺状況は、以下の野菜の病害虫のページにて随時更新している。
〇防除薬剤は三重県農薬情報システムで検索できる。
〇薬剤抵抗性回避のため、異なる作用機構の薬剤をローテーション散布する。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】モモほ場で「モモ果実赤点病」県内で初めて確認 愛知県2024年12月27日
-
【特殊報】ブドウにシタベニハゴロモ 県内の果樹園地で初めて確認 富山県2024年12月27日
-
【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日
-
米輸入めぐるウルグアイ・ラウンド(UR)交渉 過度な秘密主義に閣僚も「恥」 1993年外交文書公開2024年12月27日
-
1月の野菜生育状況 さといも以外の価格 平年を上回る見込み 農水省2024年12月27日
-
(416)「温故知新」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月27日
-
東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
-
JA全農あきたがスマート農業研修会 農機・担い手合同は初2024年12月27日
-
【農協時論】石破新政権へ期待と懸念 地方創生自任し民主的な議論を 今尾和實・協同組合懇話会代表委員2024年12月27日
-
ブランドかんきつ「大将季」登場 銀座三越で「鹿児島の実り」開催 JA全農2024年12月27日
-
「鹿児島県産 和牛とお米のフェア」東京・大阪の飲食店舗で開催 JA全農2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(1)循環型社会 日本が先導を 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(2)化石資源補助削減が急務に 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【人事異動】日本農産工業(2025年4月1日付)2024年12月27日
-
TNFDを始める企業必見 農林中金・農中総研と共同セミナー開催 八千代エンジニヤリング2024年12月27日
-
「産直白書2024年版」刊行 記録的な猛暑で農業の難しさが顕著に 農業総研2024年12月27日
-
農林中金 医療メーカーのニプロとソーシャル・ローン契約 10団体とシンジケート団2024年12月27日
-
協同組合振興研究議員連盟に国会決議を要請 IYC全国実行委員会2024年12月27日
-
2025国際協同組合年全国実行委員会がSNSで情報発信2024年12月27日
-
インターナルカーボンプライシング導入 井関農機2024年12月27日