2023年度 森林総合研究所公開講演会「持続可能な豊かな森を築く」開催2023年9月14日
森林研究・整備機構森林総合研究所は10月11日、2023年度公開講演会「持続可能な豊かな森を築くー資源を提供してくれる森を築くために今必要な事―」を一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)で開催する。
近年は環境問題の解決場所として注目される森林だが、先人が「人工林」として造り育んできた森を、人間が生活するうえで利用する資源を提供してくれる「森」として改めて見直す必要がある。
こうした背景には、人工林を伐採した後に改めて植栽する「再造林」が行われず、造林未済地として残される山が急速に増えていることがあり、原因としては造林保育の経費、素材生産・流通の経費、国際経済の中での木材の価格など多くの問題を含んでいる。講演会ではこうした問題に対峙するため始まった最新の研究を紹介する。
◎開催概要
日時:10月11日 13:00~16:40(12:30受付開始)
場所:一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
参加費:無料
事前登録:不要
◎内容
【講演】
「イントロダクション-日本の針葉樹人工林の現状を正しく理解する-」 研究ディレクター 宇都木玄氏
「育林作業の省力化に向けて-最先端の技術と考え方-」 九州支所 主任研究員 山川博美氏
「素材生産技術の高度化-ここまできた林業機械の自動化-」 林業工学研究領域 収穫システム研究室長 中澤昌彦氏
「世界の情勢に左右される木材の価値-国際市場における日本の在り方-」 林業経営・政策研究領域 研究員 早舩真智氏
「針葉樹だけで良いのか-立木の付加価値、広葉樹利用の温故知新-」 関西支所 森林生態研究グループ長 山下直子氏
「時間軸も考慮した資源管理-自立できる山づくりのために-」 関西支所 主任研究員 中尾勝洋氏
【パネルディスカッション】
「木材利用を行なう森林のために、その理想像は 予定調和は成り立つのか」
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