【注意報】果樹にカメムシ類 県内全域で多発のおそれ 長崎県2023年10月10日
長崎県病害虫防除所は、果樹にカメムシ類(チャバネアオカメムシ・ツヤアオカメムシ)が県内全域で多発のおそれがあるとして、10月6日に令和5年度病害虫発生予察注意報第7号を発令した。
長崎県病害虫防除所によると、9月後期の巡回調査(36筆)の結果、発生圃場率は5.6%(平年1.7%)と平年より多い発生だった。複数の地点のフェロモントラップで誘殺数の増加が見られる。また、一部地域の予察灯において多数の誘殺が見られる。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇飛来量や飛来時期は園地により異なる場合があり、集中的に加害されるおそれもあるため、果樹園の見回りを徹底するとともに予め防除薬剤を準備し、飛来や被害果を認めたら早急に防除を行う。とくに山林に近い園地や毎年発生が認められる園地では注意する。
〇果樹カメムシ類は主に夕方から夜間に飛来して果実を加害する傾向があるため、薬剤散布は夕方に行う。
〇収穫中の品種もあるため、薬剤散布にあたっては使用時期、使用回数等を確認し、使用基準を遵守する。
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