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【注意報】野菜類、花き類にハスモンヨトウ 県下全域で多発のおそれ 神奈川県2023年10月10日

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神奈川県農業技術センターは、野菜類、花き類にハスモンヨトウが県下全域で多発のおそれがあるとして、10月6日に令和5年度病害虫発生予察注意報第3号を発令した。

表:防除薬剤例(10月4日現在の農薬登録情報に基づく)

神奈川県農業技術センターによると、同所病害虫防除部が三浦市、横浜市および伊勢原市に設置しているフェロモントラップへの9月の雄成虫誘殺数が、全ての地点で平年より多くなっている。三浦市では9月第2半旬以降誘殺数が平年より多く推移しており、横浜市では9月第4半旬に誘殺数が急増し、その後も誘殺数が多いまま推移している。伊勢原市では9月第1半旬~第5半旬の誘殺数が2393.6頭と過去11年間で最も多い。

県予察ほ(平塚市)では、フェロモントラップへの雄成虫誘殺数が9月第4半旬以降急増し、9月第4半旬~第5半旬の誘殺数が335.9頭と平年(54.6頭)の約6.2倍。また、県予察ほ(三浦市)ではフェロモントラップへの雄成虫誘殺数が9月第2半旬以降平年より多く推移しており、9月第2半旬~第6半旬の誘殺数が1278.2頭と平年(693.7頭)の約1.8倍となっている。

気象庁が9月28日に発表した向こう1か月の気象予報は、気温が平年より高いことから、次世代幼虫の発生に好適な条件となる。

ハスモンヨトウは、非常に広食性で多くの作物を加害する。1~2齢幼虫は集団で葉裏から表皮を残して食害するため、被害部は不規則な円形の白斑となる。3齢幼虫以降は分散し、食害量も増加するため穴あきの被害となる。施設内では天井のビニールやパイプ等に産卵されることがあり、そこで孵化した幼虫が糸を引いて落下するため、1齢幼虫が単独で施設内全体に発生することがある。高温乾燥条件で多発する。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇幼虫の薬剤感受性は齢が進むと低下するため、体長約1cmまでの1~2齢の若齢幼虫を中心に薬剤防除する。各種作物のハスモンヨトウに適用のある防除薬剤例を表野の通り。なお、農薬使用の際は必ずラベルの記載事項を確認し、使用基準を遵守すること。

〇若齢幼虫は葉裏に群生していることが多いため、薬剤を散布する際は薬液が葉裏や株元にも届くよう丁寧に行う。

〇薬剤抵抗性を発達させないために、同じ系統の薬剤は連用せず、異なる系統の薬剤をローテーション散布する。

〇施設栽培では開口部を防虫ネットで覆い、成虫の侵入を防ぐ。

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