アクアポニックスを活用「循環型ビジネス研修」を法人向けに提供開始 アクポニ2023年10月12日
循環型ビジネスを提案するアクポニは、水耕栽培と魚の養殖を掛け合わせた循環型農業・アクアポニックスを活用した「循環型ビジネス研修」の提供を10月から開始。実践型ワークショップと農業体験を通して、自社の強みを活かした新規事業の企画立案や業務改善につなげる。
循環型ビジネス講習
同サービスは法人を対象に、神奈川県藤沢市の自社農場で1日6時間の体験型研修を行う。研修は循環型ビジネスの基礎を学ぶ講習、農場作業、実践型のワークショップで構成され、循環型ビジネスモデル構築の思考法やプランの立て方の学習、農作業体験を通したチームビルディング醸成の機会を提供する。
アクアポニックスは、持続可能な農業で、野菜と魚の生産だけでなく、「資源」「エネルギー」「人」「情報」など、さまざまな循環をつくることが可能。単なる食料生産システムではなく、循環型ビジネスのパーツとして地域や企業の強みに合わせてデザインすることで、より大きな価値を生み出す。研修では、アクアポニックスの特性を活用した「農福連携」「資源循環」「観光」などの事例を参考に、循環型ビジネスを学ぶ。
ワークショップ
実践型ワークショップでは、循環型ビジネスの三原則である「廃棄物や汚染をなくす」「製品や素材を使い続ける」「自然のシステムを再生する」という考え方に基づき、新規事業アイデアの作成や今後の課題の洗い出す。自社の強みや課題に着目し、循環型ビジネスと組み合わせることで生まれるビジネスチャンスの可能性を探る。
また、生態系の働きを感じながら行う2時間の農作業体験を実施。アクアポニックスでは微生物、魚、野菜のバランスが非常に重要。水質検査の結果や、野菜の状態をふまえながら、常に全体最適を考えて対策をとる。参加者は生態系に留意しながら作業することで環境に対する意識や、新たな気づきを得る機会になる。
農作業体験
アクアポニックスには水の管理、魚の世話、植物の栽培などさまざまな作業があるため、非日常的な作業を行うことで、メンバー同士の特性の理解促進や、組織にとらわれないコミュニケーションの構築にもつながる。
同サービスのリリースを記念して、12月31日までの申し込みに限り、20%OFFの特別価格で受講できる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲にイネカメムシ 県南部で多発のおそれ 栃木県2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【公明党】米政策が農政の柱 谷合正明参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【日本維新の会】農業者への直接支払い実現を 池畑浩太朗衆議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【国民民主党】食料安全保障基礎支払いの創設めざす 舟山康江参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【社民党】ミサイルよりコメを! 福島みずほ党首(参議院議員)2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【参政党】10年以内に自給率を倍増 神谷宗幣代表(参議院議員)2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】地域ブランドつなぐ 営農経済部門・福岡県・にじ農協組合長 右田英訓氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】「不易流行」で農支援 営農経済部門・熊本県・球磨地域農協組合長 福田勝徳氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】人とのつながり糧に 営農経済部門・長野県・グリーン長野農協元組合長 竹内守雄氏2025年7月9日
-
「不幸の書簡」とストックホルム症候群【小松泰信・地方の眼力】2025年7月9日
-
【アンパンマンはなぜ生まれたか】 ノンフィクション作家・梯久美子さん 第46回農協人文化賞特別講演2025年7月9日
-
7月21日、広島でトラクターデモ 令和の百姓一揆 欧米並みの所得補償求め2025年7月9日
-
【人事異動】農水省(7月10日付)2025年7月9日
-
【JA人事】JA上士幌町(北海道)高橋昭博組合長を再任(6月6日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA筑前あさくら(福岡県)熊本廣文組合長を再任(6月26日)2025年7月9日
-
【JA人事】JAグリーン近江(滋賀県)大林茂松組合長を再任(6月21日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA新得町(北海道) 組合長に太田眞弘氏を再任2025年7月9日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鳴戸部屋で兵庫の食材使用「ちゃんこ」を堪能 JAタウン2025年7月9日
-
健診施設機能評価認定更新 JA熊本厚生連2025年7月9日
-
JA鹿本のグリーンハウスミカン出荷順調 7月中下旬ピーク、総量130トン見込み2025年7月9日