水稲省力・低コスト栽培の普及拡大へ「九州地域水稲乾田直播栽培最新技術報告会」開催 農研機構2023年11月9日
農研機構は12月7日、「九州地域水稲乾田直播栽培最新技術報告会」を福岡市で開催。水稲の乾田直播に役立つ最新の機械や雑草・トビイロウンカ対策技術を紹介する。
九州地域の稲・麦二毛作を主体とする水田輪作には、「ムギ収穫からイネ播種までの期間が短い」「播種期が梅雨にあたる」という問題があるが、こうした制約下でも、振動ローラによる鎮圧を行うことで漏水を防止する「振動ローラ式乾田直播」技術や降雨後の高水分土壌でも播種可能な「畝立て乾田直播機」を開発してきた。さらに乾田直播栽培で問題となりやすい雑草やトビイロウンカの対策技術も含めた実証試験を進めており、乾田直播栽培の技術的課題が解決に向け大きく前進している。
同報告会では、稲作の省力・低コスト技術として期待されている乾田直播栽培について、播種などの機械や雑草・病害虫対策に関する最新の技術を紹介。九州地域での生産者による導入、取り組み事例を紹介するほか、乾田直播導入生産者3人、コルテバ・アグリサイエンス日本とのパネルディスカッションで、乾田直播普及拡大のための議論を深める。
◎開催概要
日時:12月7日※受付・開場は12:45
場所:レソラNTT夢天神ホール(福岡県福岡市中央区天神2丁目555レソラ天神5F)
定員:200人
申込方法:下記リンクから12月5日17時までに申し込みを。定員に達した時点で締め切り。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日