【注意報】イチゴにうどんこ病 県内全域でやや多発のおそれ 大分県2024年2月1日
大分県農林水産研究指導センターは、イチゴにうどんこ病が県内全域でやや多発のおそれがあるとして、1月25日に令和5年度病害虫発生予察注意報第5号を発令した。
大分県農林水産研究指導センターによると、1月16~19日に実施した巡回調査では、発生圃場率、平均発病株率、平均発病葉率、平均発病果率ともに平年より高かった(図1、図2)。
発生圃場率:20.0%(平年:6.1%、前年:10.0%)
平均発病株率:6.0%(平年:0.9%、前年:2.8%)
平均発病葉率:1.7%(平年:0.2%、前年:0.9%)
平均発病果率:0.3%(平年:0.1%、前年:0.1%)
うどんこ病は、気温20℃程度が最も発生しやすい。福岡管区気象台が1月18日に発表した1か月予報では、向こう1か月の平均気温は、平年並30%、高い確率60%と予測されており、引き続き好適条件が続く可能性がある。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇うどんこ病は、樹勢低下により発病が助長されるため、適切な肥培および灌水管理に務めるとともに、適期収穫を徹底する。
〇圃場内の観察を徹底するなど、同病の早期発見に努め、予防散布や初期散布に重点を置くとともに、葉裏まで十分薬剤がかかるよう散布圧などに留意して防除する。
〇同病は、発病後の進展が早く、防除遅れが生じやすいため、発病初期から治療効果の高い薬剤を中心に散布する。
〇同病の耐性菌を防ぐため、同一系統薬剤の連続使用は避け、ローテーション防除を心掛ける。防除に使用する薬剤は、大分県農林水産研究指導センター病害虫対策チームホームページ内にある「大分県主要農作物病害虫及び雑草防除指導指針」の「イチゴ」項を参照。なお、薬剤によっては指針の更新日以降に登録内容が変更されている場合があるため、容器のラベルに記載されている使用時期、使用回数等を遵守し使用する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日
-
「野菜ソムリエサミット」7月度「青果部門」最高金賞2品など発表 日本野菜ソムリエ協会2024年7月16日
-
「幻の卵屋さん」本駒込に常設店オープン 日本たまごかけごはん研究所2024年7月16日
-
地元の食材を使ったスクールランチが累計20万食に コープさっぽろ2024年7月16日