人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー:FMC221007SP
FMCセンターPC:ベネビア®OD
FMCセンターSP:ベネビア®OD

【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2024年2月1日

一覧へ

熊本県病害虫防除所は、イチゴにハダニ類(ナミハダニ、カンザワハダニ)が県内全域で多発のおそれがあるとして、1月30日に令和5年度病害虫発生予察注意報第2号を発令した。

イチゴに寄生するハダニ類(ナミハダニ(左)とカンザワハダニ)(写真提供:熊本県病害虫防除所)イチゴに寄生するハダニ類(ナミハダニ(左)とカンザワハダニ)(写真提供:熊本県病害虫防除所)

熊本県病害虫防除所によると、巡回調査における1月の本ぽの寄生葉率は、29.7%(平年8.5%)で平年比多の発生だった。1月の寄生葉率としては、過去20年間のうち、警報を発出した2016年に次いで2番目に高い。

病害虫防除員の報告によると、1月の発生は平年比やや多~並。福岡管区気象台が1月25日に発表した九州北部地方1か月予報によると、気温は平年より高い予想で、ハダニ類の発生に適した条件が続くと考えられる。

ハダニ類によるイチゴの被害(ハダニの吐く糸で覆われた葉(左)とわい化した株)(写真提供:熊本県病害虫防除所)ハダニ類によるイチゴの被害(ハダニの吐く糸で覆われた葉(左)とわい化した株)
(写真提供:熊本県病害虫防除所)

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇多発後は防除が困難になるため、早期発見と早期防除の徹底に努める。

〇未発生ほ場への持ち込みを防ぐため、ハダニ類が発生しているほ場の管理作業は最後に行う。

〇薬剤防除の際は、効果を高めるために事前に下葉かぎを行う。除去した葉はポリ袋に詰めるなどしてほ場外へ持ち出し、適切に処分する。

〇薬剤防除は、十分な液量で薬液が葉裏にかかるように丁寧に散布し、散布むらをなくす。

〇薬剤抵抗性の発達を防ぐため、気門封鎖剤を積極的に活用する。気門封鎖剤は、ハダニ類に直接付着しないと効果がないため、特に丁寧に散布する。また、卵への効果や残効性が低いため、7日程度の間隔で複数回散布する。

〇カブリダニ類を放飼したほ場では、天敵に影響の少ない薬剤を使用しハダニ類の密度を抑える。ただし、ハダニ類の発生が多く天敵で抑えきれない場合は、殺ダニ剤を中心とした薬剤防除に切り替える。

〇薬剤の中にはミツバチの活動に影響を及ぼすものもあるため、影響の小さい薬剤を選択し、危害が出ないよう使用する。

〇農薬は、ラベルなどで使用方法を確認し、収穫前使用日数や使用回数、希釈倍数等を遵守して安全使用に努める。

重要な記事

240918・シンジェンタライブラリー:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る