【注意報】ナシ、ウメ、カキ等に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年5月24日
三重県病害虫防除所は、ナシ、ウメ、カキ等果樹類に果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ)が県内全域で多発のおそれがあるとして、5月23日に令和6年度病害虫発生予察注意報第2号を発令した。
三重県病害虫防除所によると、予察灯(畑・松阪市)における5月第4半旬の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは816頭(平年116頭)、ツヤアオカメムシでは118頭(平年24頭)といずれも多い。
フェロモントラップ(松阪市)における5月9~20日(12日間)の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは326頭(平年5月9~24日(16日間)131頭)、ツヤアオカメムシでは45頭(平年5月9~24日(16日間)13頭)といずれも多い。
一般園地では、ナシ、ウメ、カキ、カンキツの栽培園地で飛来が確認されている。平年の越冬世代の予察灯(畑・松阪市)への飛来ピークはチャバネアオカメムシで5月中旬~6月上旬頃、ツヤアオカメムシで6月中旬頃。
気象庁が5月16日に発表した1か月予報では、気温は高い見込み。果樹カメムシ類の活動が活発になる可能性がある。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇飛来数は、園地による差が大きい傾向がある。夜間の照明等への飛来を参考にし、園地を見回り、飛来を確認したら防除を。
〇過去に飛来が多かった園地では特に注意する。
〇近隣園地と散布日を合わせるなど、広域で一斉防除すると効果が高くなる。
〇有袋栽培を行っているナシでは、摘果後袋掛けを早期に実施する。
〇ウメの防除では、収穫前日数に注意して散布する。
〇合成ピレスロイド系の薬剤を連続して散布することで、ハダニ類、カイガラムシ類の発生が多くなる傾向があるため注意する。薬剤は農薬情報検索システム、三重県農薬情報システムで調べることができる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日
-
「野菜ソムリエサミット」7月度「青果部門」最高金賞2品など発表 日本野菜ソムリエ協会2024年7月16日
-
「幻の卵屋さん」本駒込に常設店オープン 日本たまごかけごはん研究所2024年7月16日
-
地元の食材を使ったスクールランチが累計20万食に コープさっぽろ2024年7月16日