「RPFボイラーによる堆肥水分調整を利用した効率的ペレット堆肥製造システム」実演会を開催2024年7月10日
農研機構とJA菊池は8月2日、「RPFボイラーによる堆肥水分調整を利用した効率的ペレット堆肥製造システム」の実演会を熊本県合志市で開催。従来法に比べて低コスト・短時間で堆肥を乾燥し、効率的に堆肥をペレットに成形できるペレット堆肥製造システムが実際に稼働する様子を見ることができる。
RPFボイラーの外観(左)と堆肥乾燥、ペレット成形の様子
農研機構とJA菊池は、ペレット堆肥の活用による広域的な耕畜連携を推進することを目指し、農林水産省予算「ペレット堆肥活用促進のための技術開発・実証」で取り組んでいる。
同システムは、堆肥の乾燥に比較的安価なRPF燃料を用い、牛ふん堆肥の水分測定には、低コストな堆肥埋込式の方法を用いている。さらに、堆肥ペレットの成形過程が改良され、効率的な堆肥ペレット製造が可能。同システムを使うことで、堆肥をペレット化に適した水分30%以下に調整する期間は、従来のハウス内天日乾燥での約3か月が1日になる。また、堆肥ペレットの仕上げ乾燥は、従来の通風乾燥での約1週間が半日に短縮できる。
◎開催概要
日時:8月2日 14:00~15:30
場所:JA菊池有機支援センター合志(熊本県合志市竹迫1078)
主催:農研機構九州沖縄農業研究センター、JA菊池(ペレット堆肥効率化コンソーシアム)
定員:50人
申込方法:参加申込み用紙に氏名、所属、メールアドレスを記入の上、(メール)qtikukan@ml.affrc.go.jpへ送付 ※定員になり次第、締め切り
申込締切:7月19日
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