人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
FMCセンターPC:ベネビア®OD
FMCセンターSP:ベネビア®OD

【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日

一覧へ

三重県病害虫防除所は、ナシ、ブドウ、かんきつ類、カキ等果樹類に果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ・ツヤアオカメムシ・クサギカメムシ)が県内全域で多発のおそれがあるとして、7月16日に令和6年度病害虫発生予察注意報第5号を発令した。

三重県病害虫防除所によると、予察灯(畑・松阪市)における6月第6半旬から7月第2半旬の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは2085頭(平年441頭)、ツヤアオカメムシでは528頭(平年83頭)、クサギカメムシでは622頭(平年60頭)と、いずれも過去10年で最も多い状況(図1、図2)。また、予察灯(御浜町)における6月中旬から下旬の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは4323頭(平年5441頭)で、過去10年間で3番目に多い。ツヤアオカメムシでは385頭(平年94頭)と多い状況にある(図3、4)。

フェロモントラップにおける6月第3週から第4週のチャバネアオカメムシの誘殺数は、山地(津市白山町川口)では1786頭(平年592頭)、中間地(津市白山町二本木)では1519頭(平年752頭)、平地(松阪市嬉野川北町)では348頭(平年98頭)といずれも多い。

御浜町に設置したフェロモントラップにおける6月下旬のチャバネアオカメムシの誘殺数は957頭(平年227頭)と多い状況。また、ナシ、ブドウ、かんきつ類の一般園地では県内全域で飛来が確認されている。

気象庁が7月11日に発表した1か月予報によると、気温は高い見込みで、果樹カメムシ類の活動が活発になる可能性がある。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇飛来数は、園地による差が大きい傾向がある。夜間の照明等への飛来を参考にし、園地を見回り、飛来を確認したら防除を行うこと。

〇過去に飛来が多かった園地では特に注意する。

〇近隣園地と散布日を合わせるなど、広域で一斉防除すると効果が高くなる。

〇ナシ、ブドウ等収穫期間近の品目では、収穫前日数に注意して散布を行う。

〇合成ピレスロイド系の薬剤を連続して散布することで、ハダニ類、カイガラムシ類の発生が多くなる傾向があるため注意する。薬剤は農薬情報検索システム、三重県農薬情報システムで調べることができる。

図1:予察灯(松阪 におけるチャバネアオカメムシ誘殺数 推移

図1:予察灯(松阪-におけるチャバネアオカメムシ誘殺数-推移.jpg

図2:予察灯(松阪 におけるツヤアオカメムシ誘殺数推移

図2:予察灯(松阪-におけるツヤアオカメムシ誘殺数推移

図3:予察灯(御浜町)におけるチャバネアオカメムシ誘殺数推移

図3:予察灯(御浜町)におけるチャバネアオカメムシ誘殺数推移

図4:予察灯(御浜町)におけるツヤアオカメムシ誘殺数推移

図4:予察灯(御浜町)におけるツヤアオカメムシ誘殺数推移

重要な記事

日本曹達_ナブ乳剤_SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る