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【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日

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滋賀県病害虫防除所は、水稲に斑点米カメムシ類が県内全域で多発のおそれがあるとして、7月17日に令和6年度病害虫発生予察注意報第5号を発令した。

左から、アカスジカスミカメ、ホソハリカメムシ、イネカメムシ、斑点米(着色しているもの)(提供:滋賀県病害虫防除所)左から、アカスジカスミカメ、ホソハリカメムシ、イネカメムシ、
斑点米(着色しているもの)(提供:滋賀県病害虫防除所)

滋賀県病害虫防除所によると、7月8日に県内36地点の畦畔雑草で実施したすくい取り調査において、小型種のアカスジカスミカメの平均生息数は155.2頭。平年(39.1頭)の約4.0倍と多く、過去10年間で最も多い。大型種のホソハリカメムシは7.3頭で、平年(4.8頭)の約1.5倍とやや多い。今後、水稲が出穂すると畦畔や雑草地の斑点米カメムシ類が水田内に侵入し、加害することが懸念される。また、すでに出穂している本田において、イネカメムシが局所的に生息している。

大阪管区気象台が7月11日に発表した向こう1か月の気象予報では、気温は高いと予想。今後も発生に好適な状況が続くため、被害の多発が懸念される。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇出穂した畦畔のイネ科雑草は、斑点米カメムシ類がほ場周辺に誘引される要因となる。そのため、イネ出穂期の2~3週間前と出穂期頃に除草する。

〇雑草管理が不十分で畦畔や雑草地にイネ科雑草の出穂が多く認められる場合、本田の出穂後に除草すると斑点米カメムシ類を水田内に追い込むこととなり、被害が拡大する恐れがある。やむなく除草する場合は、本田での薬剤防除前日に実施する。

〇水田内にヒエなどのイネ科雑草が繁茂していると、斑点米カメムシ類が集まるため、早急に抜き取る。

〇ほ場周辺の畦畔や雑草地に小型種(アカスジカスミカメやアカヒゲホソミドリカスミカメ)が多く生息しているほ場では、乳熟期頃(出穂7~10日後)に防除する。大型種(ホソハリカメムシやクモヘリカメムシなど)が多く発生しているほ場では、糊熟期頃(出穂16日後を中心に出穂10~20日後)に防除する(図)。

〇イネカメムシが多く生息しているほ場では、防除時期を繰り上げ、出穂期に防除する。

〇粒剤を施用する場合、田面を露出させない程度に湛水状態とする。

〇農薬散布後も水田内に斑点米カメムシ類が多く生息している場合は、追加防除を行う。

〇薬剤は県農作物病害虫雑草防除基準を参照のこと。薬剤の散布にあたっては、ラベルを確認し、農薬使用基準(使用時期・使用回数等)を遵守する。

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