福島県南相馬市「みらい農業学校」第2期入学生の募集を開始 マイファーム2024年7月22日
株式会社マイファームは、全国でも珍しい卒業後の雇用就農を見据えた農業学校として、福島県南相馬市が4月に開校した「みらい農業学校」の第2期生を募集している。
東日本大震災以降、農地の再編と農業の担い手不足解消を目指す南相馬市は、農業人材育成による取り組みとして、雇用就農に特化した「みらい農業学校」を開校。マイファームと連携、キャリアを描ける農業人材の育成に取り組んでいる。
主なカリキュラムとして、どんな作物にも応用できる農業の原理・原則を学び、1年間で多様な作物の栽培実践を通じて技術を習得する。また、農業機械の操作方法やドローンなどスマート農業で使える機器の操作方法とデータの活用方法について学ぶ。このほか、財務諸表の読み方など経営に役立つマネジメントスキルも身につく。
第一期入学生の年齢層は20代~50代と幅広く、男女比は7:3。半数以上が農業未経験者で、自治体職員、IT業界、士業等の異業種からの挑戦者もいる。出身地は南相馬市内を含む福島県内が最も多く、東北管内、都内近郊や北関東、大阪など他地域からの移住者が半数を占め、今後も市の移住施策との連携が期待できる。
◎第2期入学生募集概要
開講期間:令和7年4月~令和8年3月(1年間/2学期制)
総受講時間:1690時間(令和6年度実績)週5日程度/全日制
定員:15人
入学要件:年齢制限なし
費用:受講料30万円(税込)※その他農業検定受験料や傷害保険等負担あり
出願期間:令和6年7月14日~令和7年2月28日
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日
-
「JPFA植物工場国際シンポジウム」9月1、2日に開催 植物工場研究会2025年4月2日
-
耕作放棄地を解消する「えごまプロジェクト」の寄付開始 長野県南木曽町と「さとふる」2025年4月2日