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【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2024年8月1日

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石川県農林総合研究センターは、水稲に斑点米カメムシ類(クモヘリカメムシ、アカスジカスミカメ、ホソハリカメムシなど)が県内全域で多発のおそれがあるとして、8月1日に令和6年度病害虫発生予察注意報第3号を発表した。

表:水稲ほ場における斑点米カメムシ類の発生(7月下旬、24地点調査)

石川県農林総合研究センターによると、水稲ほ場における斑点米カメムシ類の発生は、40回すくい取り調査による成虫数が15.1頭(平年値:8.9頭)で多い。

種類別では、クモヘリカメムシの成虫数が7.4頭(平年値:3.7頭)、アカスジカスミカメの成虫数が3.5頭(平年値:2.8頭)、ホソハリカメムシの成虫数が2.9頭(平年値:1.1頭)と多い。

新潟地方気象台が7月25日付で発表した向こう1か月の気象予報によると、8月の気温は高いと予想。水田への侵入や加害が多くなると推測される。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇出穂7~10日後と14~17日後の2回の防除を徹底する。
※農薬の使用に当たっては、最新の農薬使用基準を確認し、遵守する。また、周辺作物への飛散防止に留意する。

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