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【注意報】果樹カメムシ類 多発のおそれ 福井県2024年8月7日

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福井県農業試験場病害虫防除室は、果樹カメムシ類が平年、前年より多発のおそれがあるとして、8月6日に令和6年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。

福井県農業試験場病害虫防除室によると、4月1半旬から8月1半旬までのチャバネアオカメムシの予察灯への誘殺数は91頭(平年69頭)で平年より多く、クサギカメムシは139頭(平年126.1頭)で平年よりやや多い。

新潟地方気象台が7月23日に発表した北陸地方の3か月予報では、気温が高いと予想されており、今後も果樹カメムシ類の増殖や活動に好適な気象条件が続くと考えられる。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇圃場周辺を含めて見回りを徹底し、カメムシを確認したら速やかに防除する。特に山林に近い圃場では注意する。薬剤の散布にあたっては、最新の農薬使用基準(使用時期・使用回数等)を遵守する。

〇果樹カメムシは夜行性であるため、防除は夕方に行うのが最も効果的。

〇有袋栽培において果実が肥大して袋に密着すると、袋の上から吸汁されることがあるため注意す
る。

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