共有知財に関する実施料など取扱いを変更 農研機構2024年9月4日
農研機構は、民間企業との共同研究で生じた共有の知的財産権(共有知財)に関する実施料などの取扱いを変更した。
農研機構ではこれまで、民間企業との共同研究で生じた共有の知的財産権(共有知財)ついては、共有者である民間企業(共有者)が実施(利用)する場合には一律に実施(利用)料を請求していたが、農研機構が第三者企業へ自由に許諾可能な場合は、共有者の実施に対して実施料を請求しないこととした。
また、共有知財の第三者への実施許諾について、あらかじめ同意が得られている場合には、各権利者がそれぞれ自由に第三者と許諾契約を締結可能とした。
農研機構は、2022年12 月の農林水産技術会議「農林水産研究における知的財産に関する方針」改定などの昨今の状況の変化を鑑み、新たに「知的財産・標準化に関する基本方針」としてノウハウを含む知的財産権や標準化に関する新しい基本方針を策定。その中で、民間企業との共同研究をより活性化し、円滑な社会実装に繋げるため、共同研究から生じた民間企業と農研機構が共有する共有知財に関する実施料などの取扱いを変更した。
共同研究の活性化を通じて、民間企業との連携を強化し、研究成果の円滑な社会実装を積極的に推進する。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日