作物遺伝資源多様性保全の第一人者 ファウラー博士によるシンポジウム開催 国際農研2024年9月17日
国際農研は10月11日、作物遺伝資源多様性保全の第一人者で米国国務省のキャリー・ファウラー博士を招いた特別シンポジウム「作物遺伝資源多様性保全に捧げたキャリアと適応作物と土壌のための新ミッション」を東京大学弥生講堂で開催する。
気候変動や食料安全保障の課題が深刻化する中、持続可能な農業の実現には、地球規模で多様な遺伝資源を保全し、利用することが重要。同シンポジウムでは、この分野の第一人者で、2024年世界食糧賞(WorldFoodPrize)受賞者に選ばれた米国国務省の世界食料安全保障担当特使キャリー・ファウラー博士を招き、レジリエントな農業と食料システムの実現に向けた取組について議論する。
同シンポジウムでは、ファウラー博士による基調講演「作物遺伝資源多様性保全の重要性、2024年世界食糧賞受賞に至る取組」に加え、アフリカにおける強靭な食料システム実現のための適応作物と土壌に関するビジョンとして、VACS(VisionforAdaptedCropsandSoils)の目的と展望について紹介。さらに、パネルディスカッションでは、アフリカでの適応作物や土壌の研究経験のあるパネリストを交え、協力可能性のある分野について意見交換を行う。
◎「2024年世界食糧賞受賞者キャリー・ファウラー博士特別シンポジウム」開催概要
日時:10月11日14:00~16:30(会場受付13:30より)
場所:東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1東京大学農学部内)
主催:国際農研
後援:外務省、農林水産省、農学知的支援ネットワーク(JISNAS)
申込方法:国際農研のホームページから
申込締切:10月9日17:00)
使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)
参加費:無料
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