ウメ新品種「和郷」「麗和」の特性まとめ 標準作業手順書を公開 農研機構2024年9月26日
農研機構は9月25日、「ウメ新品種『和郷』と『麗和』標準作業手順書」をWEBサイトで公開した。「和郷」と「麗和」は受粉樹が不要な自家和合性で、果実が大きく、ヤニ果の発生が少ない品種。手順書では、「和郷」と「麗和」の特性や栽培上の留意点を分かりやすく解説している。
近年、開花期の天候不順の影響でウメの生産量が少なくなる年が増えており、この原因の一つに、自家不和合性品種が安定して結実しないことが考えられる。結実するために受粉樹が必要な自家不和合性品種は、受粉樹があっても開花期の天候不順によって訪花昆虫の活動が低下すると結実不良となる。ウメの生産を安定させるために、受粉樹の要らない自家和合性で、果実が大きく、ヤニ果の発生が少ない品種が求められている。
同手順書では、農研機構が育成した自家和合性で果実が大きく、ヤニ果の発生の少ないウメ新品種「和郷」と「麗和」の特性や栽培上の留意点などを分かりやすく解説している。利用の際は、以下のURLから、標準作業手順書のサンプル版(PDF)を見ることができる。全編の利用には利用者登録(無料)またはログインが必要。
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