【注意報】野菜類、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 徳島県2024年9月30日
徳島県立農林水産総合技術支援センターは、野菜類、花き類にハスモンヨトウが県内全域で多発のおそれがあるとして、9月27日に令和6年度病害虫発生予察注意報第8号を発表した。
徳島県立農林水産総合技術支援センターによると、9月第4から5半旬のフェロモントラップ調査において、ハスモンヨトウ雄成虫の誘殺数が平年に比べてやや多く推移している。
フェロモントラップの定点(野菜圃場9地点)調査において、9月第4、5半旬の平均誘殺数が377頭、449頭と、平年(230頭、263頭)の約1.6倍、1.7倍となった(図1)。また、誘殺数のピークが平年に比べて約10日ほど早い傾向にある。
高松地方気象台が9月26日に発表した1か月予報では、気温は平年より高く、特に期間の前半は、気温がかなり高くなると見込まれており、今後栽培圃場への飛来及び加害の増加が予想される。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇若齢幼虫は成長すると広範囲に被害を及ぼすため、卵塊や群を発見したら、速やかに捕殺する(図2、3)。
〇中・老齢幼虫に対しては薬剤の効果が劣るため、若齢幼虫期に薬剤防除する(図4、表1)。また、薬剤抵抗性発達の恐れがあるので、同一系統の薬剤の連用は避ける。
〇防除については、徳島県植物防疫指針を参照するとともに、薬剤の使用に当たっては、必ず農薬ラベル記載事項を遵守する。
〇今後の発生動向については、徳島県立農林水産総合技術支援センターウェブページ内、病害虫防除所の各種データ・フェロモンのページを参考にする。
(提供:徳島県)
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