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【注意報】ダイズ、野菜類、花き類、果樹類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年10月7日

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愛知県農業総合試験場は、ダイズ、野菜類、花き類、果樹類にハスモンヨトウが県内全域で多発のおそれがあるとして、10月4日に令和6年度病害虫発生予察注意報第10号を発表した。

愛知県農業総合試験場によると、9月2日の病害虫発生予察注意報第8号の発表時点からハスモンヨトウの発生が更に増加している。9月下旬にダイズほ場で実施した巡回調査(9地点18ほ場)において、同虫の寄生株率は34.1%(平年5.4%、前年28.4%)で、過去10年間と比較して最も高い。

9月下旬にキャベツほ場で実施した巡回調査(10地点20ほ場)において、同虫の寄生株率は1.5%(平年0.8%、昨年5.5%)で過去10年間と比較して2番目に高い。

◎フェロモントラップの直近1か月の総誘殺数(図)
・長久手市(ダイズほ場)1978頭(平年375頭、前年652頭)で、過去10年間と比較して最も多い。
・西尾市(ダイズほ場)618頭(平年204頭、前年607頭)で、過去10年間と比較して最も多い。
・安城市(ダイズほ場)144頭(平年84頭、前年550頭)で、過去10年間と比較して2番目に多い。
・豊田市(ダイズほ場)1698頭(平年802頭、前年327頭)で、過去10年間と比較して2番目に多い。
・稲沢市(キャベツほ場)3862頭(平年1,458頭、前年2204頭)で、過去10年間と比較して最も多い。
・田原市(旧渥美町)(キャベツほ場)2978頭(平年858頭、前年1705頭)で、過去10年間と比較して最も多い。
・田原市(旧田原町)(キャベツほ場)4802頭(過去4年平均2487頭、前年2959頭)で、過去4年間と比較して最も多い。

名古屋地方気象台が10月3日に発表した1か月予報では、向こう1か月の気温は、高いと予想。ハスモンヨトウの発生に好適な条件となる。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇齢の進んだ幼虫には薬剤効果が低下するため、発生を確認したら速やかに対象作物に登録のある薬剤を選んで防除する。なお、防除に際しては、8月2日発表のハスモンヨトウ情報第1号(ダイズ、キャベツ等)も参考にする。参考:農林水産省農薬登録情報提供システム

〇今後もほ場への飛来が続くことが予想されるため、薬剤防除後もこまめにほ場を巡回し、発生状況に注意する。卵塊や分散する前の若齢幼虫は捕殺する。

〇ハスモンヨトウは寄生範囲が広い。ほ場内及び周辺の雑草は増殖源になるため除去する。

〇施設栽培では成虫の飛び込みに注意し、開口部を防虫ネットで被覆する。

〇果樹についてもブドウやカキなどで葉の被害が目立つほ場が確認されている。ほ場での発生状況に注意する。

図1:図フェロモントラップにおけるハスモンヨトウの誘殺数

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