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アセロラの研究促進へ 最新ロングリード技術によるアセロラ全ゲノム解読2024年10月17日

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ずさDNA研究所、ニチレイフーズ、鹿児島大学は共同で、アセロラの全ゲノムを解読した。

アセロラの研究促進へ 最新ロングリード技術によるアセロラ全ゲノム解読-1.jpg

アセロラは、中南米やカリブ諸島が原産の熱帯性低木で、ブラジルやベトナムで生産されている。果実に天然ビタミンCが豊富に含まれることから、果汁やパウダー等に加工され食品原料や化粧品原料、クリーンラベルとして注目を集めている。

より高い天然ビタミンCやより特性の良いアセロラ品種の開発が求められているが、アセロラでは効率の良い品種開発に十分なゲノム情報が得られていなかった。同研究は、最新のロングリード技術を利用してアセロラのゲノム解読を行うと同時に、取得したゲノム情報を活用して品種改良に利用されているアセロラの系統の遺伝的な違いを明らかにすることを目的に行われた。

ニチレイフーズが開発した、果実の天然ビタミンC含量が高いアセロラの品種「NRA309」の全ゲノム解読を実施。このゲノム解析には、最新のDNA分析技術を利用したため、これまでほとんどゲノム情報の蓄積がなかったアセロラにおいても10本の染色体に対応する塩基配列をほぼ完全に読み取ることができた。また、ゲノム解析の結果から、アセロラの60系統は3つのグループに分けられることを明らかにした。

なお、これらの解析に用いた材料はニチレイフーズと鹿児島大学の共同研究により作出された。

今回のゲノム解読により、「NRA309」の配列がアセロラのスタンダードとなり、今後の研究開発が進む。果実に含まれる天然ビタミンCやポリフェノールの量を増やすための品種改良や、安定した生育、高い機能性を保持したアセロラの開発などが期待される。また、アセロラが含まれるヒイラギトラノオ属やキントラノオ科におけるゲノム研究にも貢献できることが考えられる。

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