日本の農業版シリコンバレー「TAKAMIYAAGRIBUSINESSPARK」オープニングセレモニー開催2024年10月30日
タカミヤは10月17日、農業界の課題解決に向けた先端技術の研究開発と展示を行う総合農業パーク「TAKAMIYAAGRIBUSINESSPARK(TAP)」のオープニングセレモニーを開催。当日は、場内に設置された各施設の取り組みについて紹介し、"農業版シリコンバレー"を目指す「TAP」の魅力を参加者が体験した。
TAPのオープニングセレモニーに参加した企業。左から、AGRIST株式会社、FOODBOX株式会社、オリエンタル白石株式会社、株式会社マクニカ、株式会社タカミヤ、ヤンマーグリーンシステム株式会社、株式会社サラ、株式会社ベルグリーンワイズ、株式会社Kukulcan、ネタフィムジャパン株式会社
タカミヤは、人手不足解消や働き方改革、安全性向上など建設業界が抱え続ける課題を解消するため、「TakamiyaPlatform」を展開。業界のDX化・AI導入を促進することで、課題解決に取り組んでいる。
農業界も、DX化・AI導入が遅れており、後継者不足や高齢化による人手不足などの課題を抱えていることから、「TAP」を設立。農業でもプラットフォーム事業を拡大するため、多種多様な業界との横のつながりを強化し共創の輪を広げ新しい可能性を創出する。
TAPの「日本の農業を強くしていきたい」という思いに賛同し、パートナー企業としてヤンマーグリーンシステム、マクニカ、AGRIST、Kukulcanが参画。そのほか5社のパートナー企業とも日本の農業を切り開く事業を進め、今後発表を予定している。
TAPは、農業界に関わらず各業界のパートナー企業や大学研究機関と提携し、業界の垣根を越えた知見を結集。AIやロボティクスを活用した革新的な農業技術の開発や実証実験に取り組むとともに、次世代農業者の育成を目的とした「トレーニングファーム」の運営を予定している。また、農業と福祉の連携や新しい形の雇用機会の創出を行う事業も進め、将来的には、TAPを一隻の船と見立てて様々な企業が参画。TAPで培った技術を日本の農業技術を世界へ発信し、持続可能な農業の実現を目指す。
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