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白イチゴの糖度を可視・近赤外光で見える化 名古屋大×農研機構2024年11月19日

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名古屋大学大学院生命農学研究科の馬特(マ トク)助教、稲垣哲也准教授、土川 覚 教授と農研機構 農業機械研究部門の関隼人研究員の研究グループは、可視光と近赤外光を使った分光技術で、白イチゴの糖度を良好な精度で推定。近赤外ハイパースペクトラルイメージング法注により、白イチゴの糖度分布を可視化し、機械学習と画像処理による、イチゴのハイパースペクトルデータの前処理アルゴリズムを開発した。

白イチゴの糖度を可視・近赤外光で見える化 名古屋大×農研機構-2_2.jpg

同研究グループは、①可視-近赤外分光法および近赤外分光法により、成熟しても果皮の白いイチゴ(白イチゴ)の糖度を良好な精度で推定することを可能にした。

白イチゴの可視-近赤外領域のスペクトルでは、赤いイチゴと同様に、アントシアニンとクロロフィルに由来する吸収が観察された。これらの結果は、イチゴの選別や、現場での熟度判定を効率化するシステムの開発に貢献する。

同研究ではさらに、②近赤外ハイパースペクトラルイメージング法により、白イチゴの糖度分布の可視化を試みた。測定して得られた果実表面のデータから、そう果を自動識別する機械学習と画像処理を組み合わせたアルゴリズムを開発し、より正確な果実表面の糖度分布を可視化できるようになった。

同研究により、果皮の色に関係なく糖度の推定と糖度分布の可視化を実現。今後、ニーズに応じた品質を担保しつつ高付加価値化に貢献するイチゴの新たな選別技術や熟度判定技術の開発が進むことが期待される。また、実用化が進むことで、日本産イチゴの輸出拡大戦略のための技術構築が期待される。

同研究成果は7月19日付のfoods誌『Evaluating Soluble Solids in White Strawberries: A Comparative Analysis of Vis-NIR and NIR Spectroscopy』他に掲載された。

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