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ほくつうとIIJ 水稲栽培のスマート農業システムで連携開始2024年12月3日

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株式会社ほくつう(石川県金沢市)と株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、水稲栽培のスマート農業システムで連携を開始。IIJのスマート農業システム「IIJ水管理プラットフォーム for 水田」と、ほくつうの水田水管理省力化システム「水(み)まわりくん」をシステム連携させ、両システムの販売拡大に向けて相互協力することで合意した。

システムの連携イメージシステムの連携イメージ

今回のシステム連携により、水位・水温計測からデータ分析、給水制御までの水管理作業を自動化・効率化し、両社のシステムの強みを活かして農作業の負担軽減と栽培管理の品質向上が可能になる。

今年度両社は、千葉県白井市の圃場で水稲栽培のスマート農業の実証実験を共同で実施。実際の水田水管理プロセスにおける両社製品の動作検証を経て、今回のシステム連携に至った。

両社システムの相互連携で、「水(み)まわりくん」に対応する給水装置を利用する水田では容易に両社のシステムを導入することが可能になる。また、すでに一方のシステムを利用している農家がもう一方のシステムを組み合わせることで、ICTによる水管理の範囲を手軽に拡張することが可能となる。

今後両社は、IIJが提供している気象データや農作物の発育指数(DVI:DeVelopment Index)、WAGRIなどのデータを活用する機能拡張を視野に、より高品質な栽培管理が行えるよう技術開発を進める。

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