次世代農業制御システムの共同開発へ 山本電機と提携 GREEN OFFSHORE2024年12月4日
農業向け制御サービスを展開するGREEN OFFSHORE(静岡県浜松市)は、山本電機(静岡県牧之原市)と農業分野において提携し、共同開発に着手。両社の連携による共同開発を進め、スマート農業の実現を目指す。
GO SWITCHでのリモート灌水イメージ
GREEN OFFSHOREは、スマートフォンを用いて灌水の指示や環境センサと連携し、自動的に灌水を行うシステム「GO SWITCH」を開発し、8月から販売している。「GO SWITCH」は、「シンプル・かんたん・いつでも」をコンセプトに開発されたリモートスイッチで、ビニールハウスに設置すれば、スマートフォンによる遠隔でハウス内の状況を確認できる、必要に応じて灌水の制御が可能になる。
一方、山本電機は電気制御盤の設計・製造・修理に加え、温室向けの給液制御コントローラー「うるおい力持ち」や複合環境制御装置などスマート農業支援も展開。同社製品は高い評価を受けているが、遠隔操作のサービス向上が課題とされていた。
今回の提携により、さらに高機能な農業制御システムの開発を進め、農業現場における管理負担の削減やスマート農業の実現に寄与することが期待される。
◎「リモートスイッチサービス」概要
・GREEN OFFSHOREのホームページから購入可能
・販売対象エリア:静岡県西部地域・愛知県東部地域
・費用:初期導入費用 10万円(税別)~、月額利用料7000円(税別)
・手持ちのスマートフォンからスイッチをON・OFFが可能。環境計測装置との連携で日射比例制御が可能
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