トクイテンと「トマトAIカウンターアプリ」開発 チームゼット2024年12月10日
チームゼット(岐阜県多治見市)は、トクイテン(愛知県名古屋市)と協力し、トマトの写真からその数をAIで推定する「トマトAIカウンターアプリ」を開発。簡単な操作でトマトの数を推論し、農業現場の効率化を目指す次世代ツールとして、更なる精度向上を進めている。
カウント前(左)とカウント後(右)
これまでトマトの収穫量の計測や記録は手作業に頼ることが多く、収穫量の予測に関しても非熟練者による予測精度に課題があった。
チームゼットとトクイテンが開発を完了した「トマトAIカウンターアプリ」は、スマートフォンで写真を撮影するだけでAIがトマトの数を自動で推定。特別な機材を必要とせず、簡単な操作性で利用できる。また、クラウドでデータを管理し、将来的には成熟度推論や収穫量予測などの高度な分析も可能になる拡張性を備えている。
同アプリは現在、試験段階にあるが、将来的には商用化を視野に入れている。また、トマトの成熟度推論や収穫量予測機能の開発にも着手予定。同社は、農業経営をサポートする強力なツールとして進化させるため、同プロジェクトに関心のある企業や農業関係者の意見や協業の提案を求めている。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日
-
「JPFA植物工場国際シンポジウム」9月1、2日に開催 植物工場研究会2025年4月2日
-
耕作放棄地を解消する「えごまプロジェクト」の寄付開始 長野県南木曽町と「さとふる」2025年4月2日