人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
FMCプレバソンPC
FMCプレバソンSP

生鮮トマトの廃棄ロス低減へ 品質不良を防ぐ栽培技術と流通システムを開発・実証2024年12月19日

一覧へ

カゴメ、シブヤ精機、農研機構、AGRI SMILE、京都大学、いわき小名浜菜園は、生鮮トマトの品質不良による廃棄ロス低減を目指してコンソーシアムを形成し、生鮮トマトの品質情報を非破壊で検出するAI選果機の開発と、そのデータを活用した最適な栽培・流通モデルの構築の実証を進めている。

「いわき小名浜菜園」に実装されたAI選果機の外観品質カメラ「いわき小名浜菜園」に実装されたAI選果機の外観品質カメラ

このほど、同研究の第一段階として、AI選果機を、コンソーシアムで共同開発し、4月からカゴメブランドの生鮮トマトを栽培する「いわき小名浜菜園」のトマト集荷場に実装。これにより、トマトの選果工程において、果実一つ一つの外部・内部品質を検査し、傷や色みなど20項目のデータを収集することが可能になり、9月時点で20項目、400万点を超えるデータが蓄積されている。

2025年4月からは、研究の次の段階として、AI選果機によって得られたデータを既存の栽培、流通に関するデータと双方向に連携させ、潜在的な品質不良を防ぐ栽培技術と流通システムを構築し、実用に向けて実証。この仕組みの構築により、生鮮トマトの品質不良による廃棄ロスの低減の実現を目指す。

「いわき小名浜菜園」に実装されたAI選果機の内部品質センサー「いわき小名浜菜園」に実装されたAI選果機の内部品質センサー

農産物においては、収穫時には正常品として出荷されたにもかかわらず、その後の流通過程で品質が劣化し、消費者の手元に届く前に廃棄せざるを得ない場合がある。こうした「潜在的な品質不良」は、収穫時に人の眼で判別することは難しく、廃棄ロスにつながっていることが問題となっている。

この潜在的な品質不良による廃棄ロスの課題を解決するため、コンソーシアムを形成し、生鮮トマトにおけるAIを活用した選果システムを開発。トマトの品質に関するデータを収集して、栽培、流通のデータと連携させることで、最適な栽培・流通システムの構築を目指す。

同研究は、「令和5年度 戦略的スマート農業技術の開発・改良事業」に採択されている。

重要な記事

240918・シンジェンタライブラリー:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る