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【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日

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沖縄県病害虫防除技術センターは、かぼちゃにアブラムシ類が八重山地域で多発していることから、12月26日に令和6年度病害虫発生予察注意報第6号を発表した。

図1:アブラムシ類の寄生虫数の推移

(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

沖縄県病害虫防除技術センターによると、石垣島における12月のほ場調査の結果、アブラムシ類の葉当たり寄生虫数は3.4頭(平年:0.1頭)、発生ほ場率80%(平年:36.2%)となり、平年と比べ多発生となっている(図1)。一部のほ場では、本種が媒介するモザイク病の発生が確認された。

図2:アブラムシの無翅虫(左)と有翅虫(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

アブラムシ類は、主に成葉の裏に群生して寄生する。無翅虫で増殖し、生息密度が過密になると有翅虫が発生し移動(図2)。年間多くの世代を繰り返す。葉を吸汁することでモザイク病(図3、4)の病原ウイルスを伝搬し、排泄物がすす病を誘発し生育に悪影響を与える。

図3:モザイク病(葉のモザイク症状)と図4:モザイク病(果実の奇形)(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)ほ場周辺の雑草は、アブラムシ類の発生を助長するため除去する。また、ほ場周辺のウリ科植物は、モザイク病の感染源となるため管理を徹底する。

図5:障壁作物(ソルゴー)の利用(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

(2)有翅虫の飛来を防ぐため、畝間に防風対策を兼ねたソルゴー、さとうきび等の障壁作物を植え付ける(図5)。または、防虫ネット等の資材を利用する。

(3)育苗はネットやビニールで被覆された施設やトンネルで行う。

(4)育苗時、または定植時に粒剤を施用する。

(5)モザイク病が発病した株は抜き取り、速やかにほ場外に持ち出し処分する。

(6)モザイク病は汁液伝染するため、管理作業に使用するハサミなどの消毒、洗浄を徹底する。

(7)葉裏をよく確認し、早期発見・防除に努める。

(8)薬剤抵抗性を発達させやすいので、同系統薬剤の連用を避ける。

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