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京都大学農学研究科に産学共同講座「ヤンマーデータ駆動型サステナブル農業講座」開講2025年3月3日

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京都大学とヤンマーアグリは、持続可能な食料生産の実現に向け、京都大学大学院農学研究科との産学共同講座を開始した。実施期間は2月1日~2030年1月31日の5年間。

ヤンマーロボットトラクターデモ運転の様子イメージ

ヤンマーロボットトラクターデモ運転の様子イメージ

農業の分野では、持続可能な食料生産を実現するため、AIやデータなどを活用したスマート農業や温室効果ガスを排出しない脱炭素農業の確立が必要不可欠となっている。

農業機械やロボティクスなどヤンマーの技術と京都大学大学院のアカデミアの専門的知見により、これらの課題を解決し、農業の発展を加速させるため、両者は2月1日付で京都大学大学院農学研究科に共同講座を開設した。2030年1月までの5年間、データ駆動型サステナブル農業の共同研究に取り組む。

京都大学大学院農学研究科附属木津農場

京都大学大学院農学研究科附属木津農場

共同研究では、自動運転・電動技術の更なる向上に加え、クラウド上でほ場や作物状況、土壌分析などのデータを収集し、遠隔農業マネジメントを行うデータ駆動型農業システムの確立を目指す。また、農業研究科における講義や課題研究の指導協力のほか、学生・研究生を巻き込んだ栽培・作業分析など、京都大学大学院農学研究科附属木津農場での実証も実施する。

サステナブル農業のイメージ

サステナブル農業のイメージ

◎「ヤンマーデータ駆動型サステナブル農業講座」での実証一例
・自動運転農機・電動農機などのDX、GX技術を用いた一連の作業体系の実証
・再生可能エネルギーを利用した電動農機での一貫作業体系・定点観測技術確立に向けた実証
・有機肥料(堆肥)利用の実測・分析(もみ殻バイオ炭、バイオコンポスターなど)
・有用微生物による資源循環・省資材・生産性向上に向けた研究と分析
・次世代の持続的食料生産を担う技術者・研究者の育成 など

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