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農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日

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岐阜大学応用生物科学部の海老原章郎教授と同大学連合農学研究科博士課程学生のキシャライ・チャクラボルティさんの研究グループは、地理的・気候的要因が農薬の動態にどのように影響するかをインド全土の農場データを用いて評価。農薬の挙動が場所毎の地理的・気候的条件によって異なり、農薬の蓄積が起こりやすい潜在的なホットスポットを明らかにした。

図1:潜在的な農薬浸出割合を色分け表示したインドの地図

図1:潜在的な農薬浸出割合を色分け表示したインドの地図

同研究グループは、地理的・気候的要因が農薬の動態にどのように影響するかをインド全土の農場データを用いて評価した。研究者たちは、1万9573のインドの農場データと高解像度の気候データに基づき「Bio-Reactive Transport Simulator」というソフトウェアを利用してシミュレーションを行い、結果を地図上に示した。その結果、農薬の蓄積(特に根域下への浸出)が起こりやすい潜在的なホットスポットを特定することに初めて成功した(図1)。

農薬の使用は、作物を害虫や病気から守り、品質を一定に保ち、収量の損失を減らすために重要だが、農薬の過剰使用は重大な健康および環境リスクを引き起こす。同研究は、地理的・気候的観点からみたインドの土壌における農薬蓄積の潜在的ホットスポットを明らかにした。

この新しい知見は、データに基づいた地域別または農場レベルの農薬管理戦略の可能性を示しており、持続可能な農業を促進し、農薬の過剰使用を最小限に抑えることに貢献できると期待される。

同研究成果は2月24日、『Scientific Reports』誌のオンライン版で発表された。

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