生産現場で野菜・果物づくり 実践型農業スクール「竹と農の学校」呉市で開校2025年4月10日
株式会社TEGO(広島県呉市)は4月5日、竹チップや堆肥を使って生産現場で野菜・果物づくりを目指す実践型農業スクール「竹と農の学校」を広島県呉市下蒲刈島で開校。2025年度は新たに、ECサイトでの販売や観光農園の運営が学べる新コースを新設した。
収穫できるレモン
「竹と農の学校」は、瀬戸内海に浮かぶ下蒲刈島で、竹チップや竹堆肥を活用した農薬を使わない栽培に挑戦する実践型農業スクール。レモンやみかんを中心とした柑橘類の栽培技術を学ぶだけでなく、実際に「食べて味わう」ことで、品種ごとの特徴を感じ取ることを大切にしている。
2023年の開校以来、5人が卒業し、そのうち3人が柑橘農家として就農した。講師には2024年に続き、50品種以上の柑橘類を育てる柑橘農家で、観光牧場「広島ミニヤギ牧場」も主宰する菅原常司氏を招聘。30年間の学校教員経験を活かし、初心者にもわかりやすく楽しく学べると好評だ。
講師の菅原先生
また、今年度からは、新たに2つのコースを開設した。これまでの「苗木の植え付け」から「収穫」までの栽培技術全般を学べるコースを「専門コース」とし、栽培の基礎をより短期間で学べる「入門コース」、さらに「スーパーマーケットでの直売」や「ネット販売」、「観光農園の設計」など農園の運営を学べる「経営コース」を新設した。
同スクールの取り組みは、過疎化が進む島の農業再生や次世代農業人材の育成として注目を集めている。
◎開催概要
期間: 2025年4月~2026年3月
開催日: 毎月土曜日(隔週)
時間: 午前 9:00~12:00/午後 13:00~15:00(予定)
場所: 広島県呉市下蒲刈町下島下蒲刈字三津祢
<コース>
・入門コース(全5回)
・専門コース(全10回)
・経営コース(全15回)
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