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【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日

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滋賀県病害虫防除所は、麦類(小麦、大麦)に赤かび病が5月上旬以降、県内全域で多発のおそれがあるとして、4月21日に令和7年度病害虫発生予察注意報第1号を発表した。

写真1:小麦赤かび病 穂の一部が褐変している(提供:滋賀県病害虫防除所)写真1:小麦赤かび病
穂の一部が褐変している(提供:滋賀県病害虫防除所)

滋賀県病害虫防除所によると、農薬散布適期である麦類の開花が、4月中旬以降、県内全域で始まっている。滋賀県の小麦の主要品種「びわほなみ」は赤かび病に弱く、感染に好適な気象条件により同病が多発する可能性がある。

写真2:小麦赤かび病(拡大)。頴(えい)の合わせ目や小穂と軸の間に、サーモンピンク色のかびが見られる。(提供:滋賀県病害虫防除所)写真2:小麦赤かび病(拡大)。頴(えい)の合わせ目や小穂と軸の間に、サーモンピンク色のかびが見られる。(提供:滋賀県病害虫防除所)

大阪管区気象台が4月17日に発表した向こう1か月の気象予報では、気温は高く、降水量は平年並または少ない。日照時間は平年並の見込みで、赤かび病菌の感染に好適な気象条件となると予想される。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)小麦「びわほなみ」は、赤かび病に弱いことから、開花始め~開花期とその7~10日後頃に農薬を合計2回散布する防除体系を基本とするが、今年は同病が多発する可能性があるため、散布2回目の7~10日後頃に3回目の農薬散布を実施する。

(2)「びわほなみ」以外の小麦品種は、開花始め~開花期に農薬を1回散布する防除体系を基本とする。また、六条大麦は、赤かび病にやや弱いことから、開花始め~開花期とその7~10日後頃に農薬を合計2回散布する防除体系を基本とする。

なお、農薬散布後に気温が高く、曇雨天が続く場合は、最終散布の7~10日後頃に追加散布(「びわほなみ」以外の小麦品種では2回目、六条大麦では3回目)を実施する。

(3)農薬は県農作物病害虫雑草防除基準を参照のこと。農薬の散布にあたっては、ラベルを確認し、農薬使用基準(使用時期・使用回数等)を遵守する。

(4)小麦については、食品衛生法においてデオキシニバレノールを1.0mg/kgを超えて含有するものであってはならない旨の成分規格が設定され、令和4年4月から適用されている。基準値を超過すると流通できず、生産者が廃棄処分する必要がある。

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