フラッグシップ機を一斉モデルチェンジ クボタ2013年1月25日
クボタは1月23日、年内に主要農機のトラクタ、コンバイン、田植機のフラッグシップ機を一斉にモデルチェンジすると発表した。
同社は営農規模の拡大をめざす担い手農家のニーズに対応し、高能率・高精度・省力化技術を追求した農機の開発をすすめている。
これらを実現した新しい田植機として1月1日に新たなフラッグシップ機となる8条植ディーゼル田植機「ウエルスター ラクエル EP8D」を発売した。
EP8Dは高出力ディーゼルエンジンを搭載し、業界最速の植え付け1.85m/sを実現した新機種で、苗・肥料などの補給時に簡単にエンジンを止められるe-ストップ機能を装備し、燃料費の節約などを実現した。
さらに、25年11月にディーゼルエンジンの第3次排気ガス規制が施行されることから、これに対応した新たなトラクタ、コンバインのフラッグシップ機を11月に発売する。
両機種とも新たな排ガス規制をクリアし、高出力・低騒音を両立させた最新型ディーゼルエンジン搭載モデルだ。
名称、型式、出力域、価格などは未定だが、1月23日の新製品展示見学会で先行発表された。この時期に詳細未定で発表となったのは、「生産者にも農機更新の計画づくりなどがあり、秋に大きなモデルチェンジをひかえていることを事前にお知らせすべきだと判断した。詳細は7?8月頃発表できる」(同社農機事業推進部)としている。
(写真)
新たなフラッグシップ機。(左から)コンバイン、田植機「ウエルスター ラクエル」、トラクタ
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