人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
SPヘッダー:石原バイオサイエンス・クロスアウトフロアブル
日本曹達 231012 PC
日本曹達 231012 SP

農機巻き込まれ事故防止の新技術 農研機構2013年3月22日

一覧へ

 農研機構生研センターは、磁気を利用して農機の巻き込まれ事故を防止する新技術を開発した。

 一般的な作業機械は、手や腕などの巻き込まれ事故を防止するため、カバーなどによって巻き込みの可能性がある部位を隔離したり、ライトカーテンによって作業者の有無を検知したり識別したりする仕組みを採り入れるなどの対策をしている。
 しかし農業機械では、例えば自脱コンバインの手こぎ作業やハーベスタの刈取部のように、作業上・構造上の制約からカバーを適用できなかったり、農産物の形や水分などが一定ではないため検知・識別機能を導入できないなどの課題があった。
 農研機構が今回開発したのは、鉄製チェーンや磁石を付けた手袋と、それを感知するための農機に取り付ける磁気センサだ。
 センサが手袋の磁気を感知することで、作業者の手や腕を判別し、巻き込まれ事故を未然に防ぐ。磁気を利用しているため、物体的な接触がなく、また水分や作物などによる影響も受けない。
 農機の部品にはたいてい金属が使われているが、センサの取り付け位置を工夫したり、当該部品をステンレス製に変えることなどで、正確な検知を可能にした。
 今後、自脱コンバインの手こぎ作業部分へ適用して研究をすすめ、3年後の実用化をめざす。

鉄製チェーンを取り付けた手袋(右)と、磁気センサ(磁心コイル)を取り付けた試験装置

(写真)
鉄製チェーンを取り付けた手袋(右)と、磁気センサ(磁心コイル)を取り付けた試験装置


(関連記事)

「安全確認! みんな笑顔」 春の農作業安全運動ポスター作成  日農機協(2013.02.08)

依然として例年水準 農水省が農作業死亡事故まとめ(2012.04.24)

農作業事故に歯止めを 産官学が連携し対策強化  JAはだのでシンポジウム(2012.03.29)

農作業事故防止と地域活動活性化で研修会 3月6日  日本農業機械化協会(2012.02.20)

重要な記事

ヤンマーSP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る