一兆円企業目指し新たな成長戦略を推進2013年4月3日
ヤンマー(株)(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山岡健人)は、昨年3月に創業100周年を迎えたが、本年4月、次ぎの100年に向け、成長へ大きく舵を切った。2015年に売上高7000億円を、その先には一兆円企業グループへの成長を目指していく。
同社は、新たな成長戦略を推進していくため、[1]「ソリューショニアリング」の更なる進化[2]重点海外市場の深掘り[3]新事業分野の開拓、の3つの柱を掲げた。
[1]では、これまでの100年で培った技術力とノウハウに、大胆な企画・提案を融合させ、お客様に感動を与え続ける企業をめざす。
[2]では、アジア、欧米における農機・建機市場。また、世界のヤンマーのブランドネームの源泉でもある欧米マリン市場へ乗り出す。
[3]では、食とエネルギー領域で新たな事業展開を図っていく。
同社は、こうした取り組みを加速させるため、全社でブランドイメージを統一化し、世界中にヤンマーの持つ本質的価値を発信する「YANMAR PREMIUM BRAND PROJECT」を始動させる。
このプロジェクト推進のための、具体的取り組みとして、総合プロデューサーにクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏を迎え、ブランドイメージの統一を図り、全コミュニケーション領域で新しいヤンマーをトータルに打ち出す。
また、世界的工業デザイナー奥山清行氏が、ヤンマー全商品のデザインを手掛け、デザイン・開発力の強化を図り、これからの商品のあり方を発信していくほか、ブランドの浸透・ファン層の拡大のため、ファッションデザイナーの滝沢直己氏を迎え、アパレルプロジェクトを始動させる。機能的でファッショナブルな農業専用ウェアやマリンウェアなどを手掛けていく。
(写真)
(上から)佐藤氏、奥山氏、滝沢氏
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