トールワゴンタイプの新型軽自動車 三菱・日産2013年6月10日
三菱自動車は、同社と日産自動車の合弁会社NMKVが企画・開発したトールワゴンタイプの新型軽自動車「ekワゴン」「eKカスタム」を、6月6日から系列販社で販売を開始した。
この新車は、合弁会社NMKVの企画・開発による軽自動車の第1弾商品。三菱自動車の半世紀にわたる軽自動車づくりのノウハウと、NMKVによる新たなマーケティング手法により、今の時代に求められる「いい軽」=「ek」を追求したもの。
軽自動車の経済性や扱いやすさといった普遍的な価値に加え、従来車にないクオリティを備えた新型軽トールワゴンで、「軽自動車の枠を超える上質感」「快適空間と運転のしやすさ」「優れた燃費性能」を主な特長としている。
「eKワゴン」「eKカスタム」は、現在の軽自動車市場で40%以上を占めるトールワゴンタイプの新型車として誕生した。アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」など最新のエコサポート技術を採用、クラストップの低燃費29.2km/Lを実現した。
車体は構造の合理化により、従来車より約10%軽量化し、トールワゴン化などによる重量増を相殺した。また従来車と比べ、全高+70mm、ホイールベースを+90mm、前席とのスペースを+107mmとしたことでゆとりの空間を実現した。さらに、総てのガラスにUVカット機能を持たせ、室内環境の快適化を図った。
安全性の面では、衝突エネルギーを吸収するフロントボディ構造と高剛性キャビン構造を組み合わせた、三菱自動車独自の衝突安全強化ボディを採用。客室保全環境構造や、高張力鋼板を適所に使用しており、優れた衝突安全性を実現した。
メーカー希望小売価格は「eKワゴン」が105万円?133万5000円、「eKカスタム」が126万9000円?154万6000円(共に消費税込み)。2013年度の目標販売台数は5000台/月。
商品の問い合わせは、三菱自動車お客様相談センター(TEL:0120-324-860)まで。
(写真)
(右から)「eKカスタム」、「ekワゴン」
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