2013年3月期連結増収増益決を発表 ヤンマー2013年6月12日
ヤンマー(株)は6月10日、平成25年3月期連結決算と次期見通しを発表した。売上高は前年比4.7%増の5771億円だった。
ヤンマーグループでは、為替変動や原材料値上げによる減益要因に対し、グローバル調達活動による材料購入価格の低減、生産・販売現場におけるコストの低減、間接部門におけるコスト低減に向けた活動への着手などの増益策に取り組んできた。
また、アフターセールスの収益改善として、「お客様接点の強化」に向けた定期的な整備と点検の推進、ICTを活用した新たなビジネスモデルの構築に取り組んだ。
その結果、当期連結会計年度の業績は、売上高(前期比4.7%増)5771億円となった。経常利益は(同61.7%増)の358億円、売上高経常利益率は6.2%、当期純利益は(同70.9%増)の208億円となった。
また連結売上高に占める海外売上高は、前連結会計年度(2271億円)に比べ2.9%減少し2204億円、海外売上高構成比は38.2%となった。
2014年3月期の売上高については、当連結会計年度と比べ8.4%増の6259億円を見込んでいる。営業利益は同17.8%増398億円、経常利益は同7.7%増の386億円、当期純利益は6.6%増の222億円となる見通しだ。
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