人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
FMCベリマークSC:(SP)ヘッダー
FMCセンターPC:ベネビア®OD
FMCプレバソンSP

農機事故防止、地域実態に即して 農研機構調査2013年8月9日

一覧へ

 農機事故発生の傾向は地域によって異なり、実態に合わせた安全対策が必要――。農研機構生研センターは8月6日、地域性や作業環境条件からみた乗用トラクター事故の分析結果を発表した。

 12の道県(北海道と11県)のデータをもとに分析した。最も事故件数の多いトラクター事故(死亡)を対象に、[1]地域(道県)ごとの事故の傾向や特徴[2]最も件数の多い転落事故と環境条件との関係をみた。
 それによると道県Aではトラクターの転落事故が最多で、70歳以上の高齢者による農作業中の転落、転倒が多く、70歳未満では点検時等の巻き込まれ事故が多い。道県Bでもトラクターの連絡事故が多いが、道県Aと異なり、移動時の事故が最も多く、安全フレームやシートベルトなどの安全装置の不使用が多い。道県Cではトラクターの連絡、転倒は道県Bの半分程度だが、挟まれや機械からの転落の占める割合が他道県よりも大きい。
 また、道県Dではトラクターの転落、転倒による死亡が多いが、負傷ではぶつけが多く、入院日数ではトラクターからの転落が最も多い。さらに道県Eの負傷事故では追突、衝突の割合が高く、高齢者で日没前後の暗くなる時間帯に集中している。
 トラクター転落事故の発生は、路上からの転落が過半数を占め、その4割が路幅2.5m以下と狭い。このほか、ほ場への進入路傾斜がきつかったり、路幅が狭かったり、あるいは段差の近くまで作業したりしている。
 こうした結果から同センターは「トラクターの転落事故を防ぐには路幅等の環境条件、作業方法、路肩や圃場端の管理状況に応じ、それぞれに対応すべき点がある」と指摘する。

地域(道県)別に見た乗用トラクター事故の内訳
(関連記事)

「一人ひとりが主役」 秋の農作業安全確認運動(2013.07.23)

農作業死亡事故366件 1990年以来最少(2013.04.08)

「安全確認! みんな笑顔」 春の農作業安全運動ポスター作成  日農機協(2013.02.08)

2月28日、農作業事故防止で集会  日農機協(2013.02.06)

農作業事故に歯止めを 産官学が連携し対策強化  JAはだのでシンポジウム(2012.03.29)

重要な記事

241029・日本曹達 くん煙:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る