無動力の揚水ポンプを開発 農研機構2013年9月19日
農研機構農村工学研究所は水流のみで駆動する揚水ポンプ(同軸メカニカルポンプ)を開発した。コスト削減やCO2削減に役立つ技術として期待される。
新たに開発したポンプは農業用水路の側面に設置するもの。水路からほ場に水を流す際の水流で羽根を回転させ、水を高い位置へと押し上げる仕組みだ。水路内の水位より1?2m高いところへ、毎分100?350リットルの水をあげることができる。
これまでの揚水設備は、ガソリンや電気などの動力が必要なものが主流だったが、このポンプは水流だけで揚水することができるので、コスト削減や環境負荷の軽減につながる。また、既存の樋管式分水工につなぐだけで大規模な改修工事なども必要なく、簡単に設置できるのも特徴だ。
農研機構では、今後、樋管式分水工だけでなく用水路途中の放流施設などへの導入も検討しており、「用水路の改修や新たな水利事業で、用水路の路線計画や用水管理の効率化に貢献できる」と期待している。
重要な記事
最新の記事
-
米価上昇止まらず 4月7日の週のスーパー販売価格 備蓄米放出効果いつから2025年4月21日
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
【人事異動】JA全農(4月18日付)2025年4月21日
-
【JA人事】JA新ひたち野(茨城県)新組合長に矢口博之氏(4月19日)2025年4月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】四つ巴のお手玉を強いられる植田日銀 トラの圧力"内憂外患"2025年4月21日
-
備蓄米放出でも価格上昇銘柄も 3月の相対取引価格2025年4月21日
-
契約通りの出荷で加算「60キロ500円」 JA香川2025年4月21日
-
組合員・利用者本位の事業運営で目標総達成へ 全国推進進発式 JA共済連2025年4月21日
-
新茶シーズンが幕開け 「伊勢茶」初取引4月25日に開催 JA全農みえ2025年4月21日
-
幕別町産長芋 十勝畜産農業協同組合2025年4月21日
-
ひたちなか産紅はるかを使った干しいも JA茨城中央会2025年4月21日
-
なじみ「よりぞう」のランドリーポーチとエコバッグ 農林中央金庫2025年4月21日
-
地震リスクを証券化したキャットボンドを発行 アジア開発銀行の債券を活用した発行は世界初 JA共済連2025年4月21日
-
【JA人事】JA新潟市(新潟県)新組合長に長谷川富明氏(4月19日)2025年4月21日
-
【JA人事】JA夕張市(北海道)新組合長に豊田英幸氏(4月18日)2025年4月21日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡2025年4月21日
-
農機・自動車大展示会盛況 JAたまな2025年4月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」おかやま和牛の限定焼肉メニューは「真夏星」 JAタウン2025年4月21日
-
「かわさき農業フェスタ」「川崎市畜産まつり」同時開催 JAセレサ川崎2025年4月21日
-
【今川直人・農協の核心】農福連携(2)2025年4月21日