トルコギキョウ、5新品種を発表 サカタのタネ2013年10月8日
サカタのタネは11月1日から発売するトルコギキョウ2013年秋の新品種全5品種を発表した。新規性のある花色や花形の品種を取り揃えるとともに、生産者の負担軽減、経営の安定化に配慮したラインナップとなっている。
◆二番咲きでも高品質「冬のマリア」
12年のトルコギキョウ栽培面積は435haで、前年に比べて4ha減ったが、出荷本数は90万本増えて1億190万本だった(農水省調べ)。これは、採算性の向上を図るため、同じ株から冬と春の2回収穫する生産者が増えているためだ。
新品種の1つである八重咲き大輪「冬のマリア」は、こうした生産現場の変化に対応した品種だ。二番咲きでも草丈がとりやすく、品質を維持できる。暖地での試作では、「高品質な二番花が5月下旬から6月上旬でも収穫できた」と好評だった。
(写真)
2013秋の新品種「冬のマリア」
◆現場のニーズにあった新たな花色
そのほかの新品種は、大輪フリンジ八重咲き「ボヤージュ」シリーズで1型(早生)シャンパン、2型(中生)ホワイト、中生中輪バラ咲き「ロジーナ」シリーズでブルーピコティー、中早生中大輪八重咲き「ロベラ」シリーズでブルーフラッシュの4つの新たな花色だ。
「ボヤージュ ホワイト」は同シリーズ待望の中早生のホワイト品種で、秋のブライダルシーズンにあわせて出荷できるのが特長だ。
「ロベラ ブルーフラッシュ」は低温低日照条件でも発色がよく、コスト対策などからハウス内の温度を低く設定しても高品質な切り花を収穫できる。
それぞれの価格は下表参照。
これら新品種の問い合わせはサカタのタネ花統括部(TEL:045-945-8804)まで。
(関連記事)
・サカタのタネ、農業法人子会社設立(2013.08.02)
・花カタログ、100品種を新掲載 サカタのタネ(2013.05.28)
・絵袋「実咲」シリーズに新商品 サカタのタネ(2013.05.22)
・サカタのタネ ガーデンセンター横浜がリニューアルオープン 3月15日(2013.02.19)
・ミニトマトなど改良品種5点を投入 サカタのタネ(2012.11.02)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日