北米最大規模の水処理施設を受注 クボタ2013年10月22日
クボタの100%子会社であるKubota Membrane U.S.A.Corporation(米国・ワシントン州)は、米国オハイオ州カントン市で、膜分離活性汚泥法(MBR)を用いた水再生処理施設を、米国パートナーとの協業で受注した。
カントン市の水再生処理施設は、MRBを導入した施設としては北米最大規模となる。同施設受注のためにクボタが開発した、大規模処理施設向け膜分離装置により、下水処理場の統廃合に伴う処理施設の大規模化ニーズなどにも対応出来るようになった。
クボタは今後、独自のMRB技術を応用して、欧州や中東などでの、大規模水再生処理施設案件の受注も狙っていく。
◇
カントン市水再生処理施設の受注内容は次の通り。
○製品:大規模処理施設向け膜分離装置・クボタ液中膜
○水量:15.9万立方m/日(クボタ最大規模)
○受注額:2880万USドル(約28.8億円)
○受注日:2013年10月10日
○稼働日:2017年1月
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