井関トラクタが開発特別賞 農業食料工業学会2014年4月22日
農業食料工学会(旧農業機械学会)は平成26年度学会賞、開発賞の受賞者・団体を発表した。
開発賞は今年度から創設された。前々年1月?前年12月までの間に市販された製品、または製品に搭載された技術で販売実績のあるもののうち、農業食料工学の技術進歩に貢献したものを表彰する。今年度は開発特別賞1件、開発賞4件の計5件が選ばれた。
学会賞、開発賞とも、受賞式は5月17日に琉球大学(沖縄県中頭郡)で開催される第73回総会のなかで行われる。
◇
今年度の受賞者は次の通り(敬称略)。
【学会賞】
○学術賞
「青果物の呼吸速度計測法に関する研究」川越義則(日本大学)
○研究奨励賞
「テラヘルツ波分光法にケモメトリックスを用いた水溶液の定量評価に関する研究」Diding Suhandy(ディディン・スハンディ)(京都大学)
○技術奨励賞
「可変径式細断物成形機構の開発」川出哲生(農研機構生研センター)
○論文賞(研究論文)
「ロータリ耕うんの動的現象の解析研究(第1報)土の投てきと耕うん軸トルクのモデル化」平澤一暁、片岡崇、丹生秀和、久保孝之
○論文賞(技術論文)
「心土破砕と暗渠によるサトウキビほ場の排水性改善効果」新里良章、深見公一郎、山口悟、上野正実
○功績賞
▽岸田義典・(株)新農林社
▽行本修・新農業機械実用化促進(株)
【開発賞】
○開発特別賞
ヰセキトラクタジアスNTA(井関農機)
○開発賞
▽アドバンストトラクタGLOBEシリーズ(クボタ)
▽青果物用光殺菌装置アグリクリーン(雑賀技術研究所)
▽粒状物外観測定器グレインスキャナー(サタケ)
▽ヤンマーコンバインAG6114/7114(ヤンマー)
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