【決算】畑作用大型農機市場へ進出 クボタ2014年5月21日
クボタは5月13日、平成26年3月期の決算を発表した。国内では農機、建機、エンジンなどの機械部門が大幅に増え、海外では北米、アジア、欧州で機械部門、アジアで水・環境部門などが増え、ともに増収となった。
売上高は前期比2980億円(24.6%)増の1兆5086億円、営業利益は同811億円(66.8%)増の2024億円、税引き前当期純利益は同841億円(66.1%)増の2113億円だった。
売上高で全体の4分の3を占める主力の機械部門は、売上高が前期比29.3%増の1兆1531億円、営業利益が同69.2%増の1969億円だった。同部門の国内売上高は、同24.9%増の3326億円。とくに農機は、消費税増税前の前倒し需要や補正予算の執行などがあり記録的な増加となった。海外売上高は同31.1%増の8205億円。北米でトラクタ、欧州でトラクタ、建機、アジアで農機などが増加した。
次期の業績については、売上高、利益面ともに国内で減少するものの、海外での増収増益を見込んでおり、売上高は1兆5500億円、営業利益は2000億円と予測した。
また、事業戦略としては、畑作用大型農機市場への本格進出をはかっており、欧米メーカーに伍して製品ラインアップの拡大、販売・サービス網の整備・拡充をすすめていく考えだ。アジア地域では、中国や東南アジアを中心に水・環境部門の事業展開を加速していく。
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