大能力・連続式「豆クリーナー」新発売 サタケ2014年5月27日
サタケ(本社:東広島市・佐竹利子代表)は、豆類乾燥調製施設向け設備として、豆表面に付着した汚れを除去する大能力・連続式の「豆クリーナー」を、6月1日より新発売する。
豆類は、収穫・脱粒作業にともなって表面に汚れが付着する場合があり、豆類乾燥調製施設では、乾燥後に汚れを除去する作業を行っている。
従来は小規模のクリーナー(毎時処理能力300kg?1トン程度)を使用して、豆の汚れを除去していたが、乾燥調製ラインに組み込まれていないことが多く、専任作業員が必要で多くの手間が掛かっていた。
このたび発売される大能力・連続式の「豆クリーナー」は、最大毎時2トンの処理能力があり、大量処理が可能だ。また、乾燥調製ラインに組み込んで連続して処理できるため、専任作業員が不要となり、従来に比べ省力化を実現した。
豆類の汚れを除去する研磨材には、リサイクル可能なタピオカデンプンを採用しており、リサイクルを前提としていないトウモロコシ由来の研磨材を使用する従来方式に比べ、研磨材のランニングコストを約6分の1と大幅に抑えることができる。
「豆クリーナー」のメーカー希望小売価格は3800万円(税別)。豆類乾燥調製施設などへ、年間10台の販売を予定している。
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