人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
241029 グレインSP SP
JA全中中央①PC
日本曹達 231012 SP

分散型エネルギー システムパッケージを発売2014年6月5日

一覧へ

日立・ヤンマーが協業で

 (株)日立製作所とヤンマーエネルギーシステム(株)は、中・小規模の工場や公共施設、商業施設などに適用可能な分散型エネルギーシステム事業で協業し、両社の技術を組み合わせたシステムパッケージの販売を6月2日より開始した。

◆震災以降、導入増える

 このシステムパッケージは、ヤンマーエネルギーシステムの「マイクロコージェネレーション」と、日立が新たに開発した連携制御装置「マイクログリッドコントロールシステム」を組み合わせたもので、中小規模の発電システムとして工場や病院などの公共施設、商業施設などへの導入が可能だ。
 これにより、エネルギーの制御や、発電システムの効率運転を行うことで、ピークカット・ピークシフトによる電気料金低減とCO2削減を図るほか、停電時や電力不足時の自立運転により、BCP対応としての活用もできる。
 東日本大震災以降、より一層の節電や停電対策が求められており、2014年4月に施行された改正省エネ法では、事業者が自家発電や蓄電池といった、分散電源の活用によるピーク電力使用量低減の取組みが、プラス評価されるよう規定されている。
 これらを背景に、工場や公共施設、商業施設などでは、ガスエンジン発電や太陽光・風力発電、蓄電池などを用いた分散型エネルギーシステムを導入する動きが拡大している。

◆システム全体を効率的に制御

 分散型エネルギーシステムの構築には、発電システムや制御装置など、さまざまな機器の導入が必要となるが、導入に当たっては、より利便性の高いパッケージでのシステム提案・構築が求められてきた。
 このたび、日立とヤンマーエネルギーシステムが協業することで、制御装置を含めた分散型エネルギーシステムの基本構成を、一度に提案することが可能となった。
 ヤンマーエネルギーシステムは、1998年から、ガスエンジン発電により発生した熱エネルギーを、給湯や冷暖房に有効利用してエネルギーロスを軽減する「マイクロコージェネレーション」を販売している。
 このシステムはガスヒートポンプエアコン技術の活用による高効率エンジンの搭載、パッケージ構造による現地施行の簡素化、1万時間のロングメンテインターバルという特長がある。このシステムは、多様な業種に累計約6800基の納入実績があり、国内小型ガスエンジン市場で高いシェアを有している。
 日立は、これまで数十年にわたり太陽光や風力による発電、蓄電池など各種電源システムの提供や、様々なスマートグリッド実証に携わり、分散型エネルギーシステム全体を制御するグリッドコントロールシステムの技術開発を行ってきた。
 こうした長年の実績・ノウハウをもとに、分散型エネルギーシステム全体を安定的・効率的に制御する「マイクログリッドコントロールシステム」を新たに開発したものだ。


(関連記事)

再生可能エネ121先126億円を融資 日本公庫(2014.05.29)

ロシアに初の現地法人 ヤンマー(2014.05.19)

生協物流施設で太陽光発電 年間451万kwh(2014.05.19)

インドに合弁会社設立 ヤンマー(2014.05.08)

再生可能エネルギーで地域自立と農業振興を JA全中・村上光雄副会長に聞く(2014.04.23)

重要な記事

240918・シンジェンタライブラリー:右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る