ミニショベルのOEM供給 ヤンマーとコベルコが合意2014年7月31日
ヤンマー建機(株)(瀬戸智行社長)とコベルコ建機(株)(藤岡純社長)は、ミニショベルのOEM供給拡大について、このほど基本合意した。
OEM供給拡大の狙いは、開発と生産を両社で分業し、両社がそれぞれの得意分野に集中することで、互いの収益向上を図ることだ。
超小旋回機は、世界の中で日本にのみ需要がある商品であり、販売台数の伸びは期待できない。4.0トン、5.0トンクラスは、排出ガス規制対応も必要なことから、OEM供給を受けることで開発費と開発工数が不要となる。
また、2.5トン以下のミニショベルのOEM供給を増やすことで、生産台数の増加を図り、開発投資の早期回収、製造コストの削減に繋げていこうというもの。
◎基本合意の概要
1.ヤンマー建機からコベルコ建機へのミニショベルOEMの供給拡大
・OEM供給エリア=現在の日本から全世界へ。
・OEM供給モデル=現在の標準機0.5トン、0.8トンの2モデルから、後方超小旋回機1.0トン、1.7トン、2.0トン、2.5トンの4モデルと、標準機0.5トン、0.8トン、1.6トン、1.8トン、2.2トン、2.6トンの6モデルに。
・OEM供給開始時期=北米、韓国、大洋州:2015年1月予定。欧州、日本:2015年4月予定。
2.コベルコ建機からヤンマー建機へのミニショベルOEMの供給開始
・OEM供給エリア=日本。
・OEM供給モデル=超小旋回機2.0トン、3.0トン、3.8トン、5.0トンの4モデル。
・OEM供給開始時期=2015年夏頃予定。
(写真はイメージです。)
(関連記事)
・分散型エネルギー システムパッケージを発売(2014.06.05)
・ロシアに初の現地法人 ヤンマー(2014.05.19)
・インドに合弁会社設立 ヤンマー(2014.05.08)
・社会的弱者の雇用促進図る ヤンマーが新会社(2014.04.01)
・ヤンマーミュージアム 1周年でリニューアル(2014.03.19)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日