進化した自脱型コンバイン ダイナマックスレボ2014年8月19日
クボタは昨秋発売のコンバイン「ダイナマックスレボ」のシリーズ化を図るとともに、国内特自3次排ガス規制をクリアした自脱型コンバイン3型式を11月に新発売する。担い手農家の経営戦略に対応する新時代のコンバインだ。
自脱型コンバインER460(4条刈60馬力)、ER470(4条刈70馬力)、ER575(5条刈75馬力)は、収穫と同時に、籾の食味(タンパク・水分)を計測する「食味センサ」と、収穫と同時に籾の収穫量を測定する「収量センサ」を新採用(食味収量センサ仕様)した。また、ほ場ごとに得られた食味収量データに基づき、次年度の施肥設計ができるクボタスマートアグリシステム(略称:KSAS)対応の「無線LAN」を標準装備している。
37kw以上56KW未満(50.32馬力以上76.16馬力未満)のディーゼルエンジン出力帯における、国内特自3次排ガス規制の開始に伴い、規制に適合するディーゼルエンジンを搭載。引起し変速に「高速段」を追加し、3段化した。倒伏時などの困難な作業条件や作物条件でも、適応範囲が広がることで、収穫ロスの低減、作業効率の向上も図った。
「楽刈レバー」や油圧サーボ付きのHSTを採用し操作性を向上させたたほか、イコライザのクローラガイド部を分割式にし、クローラガイドの交換が容易となった。また刈取部、グレンタンク部、キャビン部、エンジンルームなどの各部がオープン可能で、メンテナンスが容易などの特長もある。
価格はER460HDMW-Cで807万円、ER470SD4MSQPFW-Cが1047万円、ER575SD4MSQPFW-Cが1190万円(すべて税抜)。平成26年11月から全国発売される。
商品に関する問い合わせは、クボタアグリソリューション推進部(TEL:06-6648-3938)まで。
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