コンシェルジュサービス付き野菜苗を発売2014年9月24日
サカタのタネは来春から、コンシェルジュサービス付き野菜苗ブランド「おうち野菜」シリーズの販売を始める。
同社が野菜苗シリーズをブランド化するのは初めて。「初めてでもできる、味よく作りやすい、もっと野菜が育てたくなる次世代の苗」をコンセプトに、種苗メーカーとしての総合力を生かした商品となる。
初年度はミニトマト3品種、キュウリ1品種、ナス1品種の計5品種をラインナップ。いずれも味がよく、収量性が高く、病害虫に強く、また、家庭菜園での育てやすさを重視した品種となる。
このブランドのユニークな点は、野菜栽培の豊富な知識と経験を持つ同社のOB社員が、選任のコンシェルジュとして、随時サポートするサービスが無料で受けられることだ。農産物の栽培は、天候や病害虫の発生など常に不安定な自然要件が加わるため、園芸未経験者や初心者の中には「収穫できなかった」「失敗した」という人も多い。このサービスは、電話や特設サイトを通じて、選任のコンシェルジュが迅速に相談に対応できるようになっており、野菜を育てる・食べる楽しみを確実に体験できる。初心者からベテランまで、誰もが野菜作りを楽しめる商品となっている。
「おうち野菜」の価格は1ポット300円ほど(税抜き)の予定で、相談は無料。同社通信販売では12月から受注を始め、27年4月から発送の予定。全国の種苗店、園芸店、ホームセンター、などでも27年4月から販売を開始し、発売と同時にコンシェルジュサービスもスタートする。
9月17日には、おうち野菜特設サイトをオープン。品種ラインナップや購入方法などは随時更新される予定だ。
(イラストは「おうち野菜」ブランドのイメージ)
(関連記事)
・サカタのタネ本社が「都会のオアシス」に(2014.09.10)
・「よく咲くスミレ」新色ラズベリー発売(2014.08.08)
・種まきから20日で収穫「スピーディベジタブル」(2014.06.20)
・「アンデスメロンと笑顔」の写真を募集中(2014.05.28)
・イメージガールに坂元葉月さん サカタのタネ(2014.05.27)
重要な記事
最新の記事
-
「備蓄米放出」とは? 政府備蓄米放出に関する記事まとめ2025年2月13日
-
ミニマム・アクセス米 輸入数量見直し交渉 「あきらめずに努力」江藤農相2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(1)2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(2)2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(3)2025年2月12日
-
求められるコメ管理制度【小松泰信・地方の眼力】2025年2月12日
-
コメの輸出は生産者の理念頼みになってしまうのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年2月12日
-
タイ向け日本産ゆず、きんかんの輸出が解禁 農水省2025年2月12日
-
地元高校生が育てた「とちぎ和牛」を焼き肉レストランで自らPR JA全農とちぎ2025年2月12日
-
変化を目指して交流を促進 JA相模原市とJA佐久浅間が友好JA協定の締結式2025年2月12日
-
カフェコラボ 栃木県産いちご「とちあいか」スイーツを期間限定で JA全農とちぎ2025年2月12日
-
価格転嫁 慎重に検討を 米 生産と流通実態調査必要 日本生協連2025年2月12日
-
2024年度日本酒輸出実績 米・韓・仏など過去最高額 日本酒造組合中央会2025年2月12日
-
「第1回みどり戦略学生チャレンジ」農林水産大臣賞は宮城県農業高校と沖縄高専が受賞2025年2月12日
-
植物の気孔をリアルタイム観察「Stomata Scope」検出モデルを12種類に拡大 Happy Quality2025年2月12日
-
「さつまいも博」とローソンが監修 さつまいもスイーツ2品を発売2025年2月12日
-
「CDP気候変動」初めて最高評価の「Aリスト企業」に選定 カゴメ2025年2月12日
-
旧ユニフォームを水素エネルギーに変換「ケミカルリサイクル」開始 ヤンマー2025年2月12日
-
世界最大級のテクノロジー見本市「CES」にて最新テクノロジーを展示 クボタ2025年2月12日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2025年2月12日