鉢植えに最適 新タイプのポーチュラカ2014年9月29日
「サンちゅらかキャンディーブーケ」シリーズを新開発
サカタのタネは株全体が「こんもり」とマウンド型にきれいにまとまる、新タイプのポーチュラカ「サンちゅらか キャンディーブーケ」シリーズを開発した。同社通信販売で12月から、全国の園芸店などでは来年5月から販売を開始する。
ポーチュラカ(スベリヒユ)は、暑さや乾燥に強く、手入れもほぼ不要で花色が多彩な品種で、夏場の園芸品の定番品となっている。一方で、昼ごろには花が閉じるなど開花時間が極めて短く、また、枝先にしか花がつかないため株の中心には花がつかず、見栄えが悪いなどの短所から、鉢植えには不向きだった。
同社は平成24年に、これらの弱点を克服し、開花時間が長く、花つきもいいポーチュラカ「サンちゅらか」シリーズを発売。今回、新たに植え付け後に株がマウンド型にまとまる新シリーズ「同 キャンディーブーケ」を開発した。
キャンディーブーケは、中心部にも花がつくので、株一面に花径3?4cmほどの中小輪の花を咲かせ、店頭でのポット苗の段階から見栄えが良い。手間をかけずに管理でき、鉢のサイズも選ばないなどの特長もある。
ラインナップは、イエロー、レッド、ローズ、ホワイト、ピンクの5色で、オリジナルプリントが入った10.5cmポットで販売する。価格は500円ほどの予定。初年度は5万ポットの限定販売となる。
「サンちゅらか」ブランドは、花壇用に「サンちゅらか」、鉢植え用に「同 キャンディーブーケ」と目的別に使い分けができるため、家庭用から公共事業用まで幅広く活用してもらいブランドを確立したい、と普及に期待を寄せている。
同ブランドの問い合わせは同社小売商品統括部(TEL:045-945-8872)まで。
(関連記事)
・コンシェルジュサービス付き野菜苗を発売(2014.09.24)
・サカタのタネ本社が「都会のオアシス」に(2014.09.10)
・「よく咲くスミレ」新色ラズベリー発売(2014.08.08)
・種まきから20日で収穫「スピーディベジタブル」(2014.06.20)
・「アンデスメロンと笑顔」の写真を募集中(2014.05.28)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日